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様々なことが原因で体外受精を検討されている方は多いとは思いますが、いきなり体外受精に踏み込めるワケではありません。まず子供を授かることができずに悩んでおられる方は、勇気を出して病院で診てもらうことをお勧めします。一通りの不妊治療をして、どうしても子供を授かることができなければ体外受精に踏み切ることができるのです。ここで解説していることを参考に、病院に行って診てもらいましょう。
正常な夫婦生活があっても2年間妊娠できないと不妊症を疑います。不妊症の研究も進み、夫婦で産婦人科に相談に来る人も増えました。不妊症を乗り越え、我が子を抱っこできたカップルもたくさんいます。不妊症の治療で行われる人工授精や体外受精ですが、どちらも同じように感じられます。人工授精も体外受精も段階や方法が全く違うものです。
2年間妊娠になければ不妊症確定というわけではなく、あくまで「不妊症の疑い」なのです。きちんとした不妊の原因を様々な検査で突き止めなければ確定しません。また、妊娠を望むからと言って、産婦人科に行ってすぐに人工授精や体外受精を施してくれるわけではありません。きちんとした手順を踏んで、人工授精をするか、体外受精をするか判断するのです。
体外受精の成功率は約25パーセント前後と言われますが、これが高いか低いか、これだけではよくわかりません。自然妊娠と比べてみましょう。正常な夫婦が生理から次の生理までの間に妊娠する確率は約20~約30パーセントと言われています。体外受精の成功率を当てはめてみると、自然妊娠とほぼ変わりない事がわかります。
不妊治療中のカップルが調べる事の一つに「体外受精の成功率の高い病院」があるようです。しかし、成功率が高いからと言って、その病院に決定するのは浅はかでしょう。体外受精は費用の面、メンタル面、体への苦痛など乗り越えなければいけない事が山ほどあるのです。大きく支えてくれる医師やスタッフのいる病院をお勧めします。
男性に原因がある不妊症の治療方法は、その原因によって様々あり、体外受精もその一つです。男性不妊の治療法が体外受精しかないのではなく、体外受精という治療が有効なのです。体外受精に絞って言えば、男性は精液採取のみなので、体への負担は女性ほどありません。体外受精の費用の面では、男性への負担は大きいかもしれません。
体外受精では、女性には数々の試練があるようです。よく聞くのが「痛み」です。卵子を採取する際、麻酔はするのですが、麻酔のききには個人差があるようです。卵子採取時に出血する事もあります。卵巣を刺激する薬を使用しているので、卵巣が腫れたり、水がたまったりなど、入院が必要なトラブルに見舞われる事もあるのです。
体外受精での妊娠の確立と自然妊娠での確率はほぼ同じくらいですが、流産のリスクは体外受精の方が若干高めになってしまします。と言っても、自然妊娠では約10%の所が、体外受精では約10~15パーセントです。また、流産の原因は受精卵の染色体に原因がある事が多いようです。流産は精神的負担が大きくなりがちです。
体外受精には大きなリスクがあります。それは、どんなに本人が頑張った所でどうにもできない事です。「胎盤早期剥離」これは、自然妊娠でも起こりうる事です。しかし、体外受精での妊婦さんには、自然妊娠した妊婦さんの約5倍の確率で起こる事がわかっています。胎盤早期剥離は、お腹の赤ちゃんとママと、両方の命が危険になるのです。
体外受精は着床の可能性を多くするために、複数の受精卵を胎内に戻します。結果、多胎妊娠となる事があります。多胎妊娠は双子以上の事をいいますが、これは赤ちゃんへの負担も大きくなります。多胎の場合早産になる事が多く、結果赤ちゃんが小さく生まれる事があります。新生児での死亡率も、単体に比べて高くなる傾向にあります。
体外受精で生まれた赤ちゃんには、先天的な障害の発生率が高くなるようです。また、キメラの危険性も高いです。キメラとは、体外受精で複数の受精卵を胎内に戻した場合、受精卵同士がくっついてしまい、体の一部分がくっついたり双子や、体の一部分が2人分あるような赤ちゃんが生まれてしまう事です。生まれた後の治療や手術が必要となります。
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